『ファミコンジャンプ 英雄列伝』(ファミコンジャンプ ヒーローれつでん)は、バンダイより発売されたファミリーコンピュータ用のアクションロールプレイングゲーム。 集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の創刊20周年を記念して発売された、同誌の歴代漫画キャラクターが共演するクロスオーバー作品である。主人公 34キロバイト (4,504 語) - 2020年10月24日 (土) 11:02 |
『ファミコンジャンプ 英雄列伝』(ファミコンジャンプ ヒーローれつでん)は、バンダイより発売されたファミリーコンピュータ用のアクションロールプレイングゲーム
集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の創刊20周年を記念して発売された、同誌の歴代漫画キャラクターが共演するクロスオーバー作品である。主人公(デフォルト名は"はしもと"で、「橋本名人」からきている)は『ジャンプ』の読者であり、ピッコロ大魔王(『ドラゴンボール』)によって支配されようとしているジャンプワールドをヒーローたちとともに救うことが使命である。
ジャンプワールドは5つのエリアに分かれており、さらに現代の世界と過去の世界とがある。各エリアで仲間になるヒーローたちは活躍できるエリアが決まっており、エリア外へ連れて行くことはできない。また、対戦型格闘ゲーム形式のボスとの戦闘やシューティングゲーム、スポーツゲーム、レースゲームの要素を取り入れたミニゲームがゲーム中の各所に盛り込まれている。ピッコロ大魔王を倒すと、ジャンプヒーロー16人とジャンプ作品の悪役たちがRPGのようなバトル形式で激突する「最終決戦」があり、この決戦を勝ち抜けばエンディングとなる。
本作のプロデューサーである橋本真司(橋本名人)が週刊少年ジャンプ編集部に持ち込んだ企画であり、ジャンプ編集者の鳥嶋和彦が「アニメ化していない作品はゲームにもならず作家の印税収入も増えないため、そういう漫画も入れてゲーム化することによって作家にお金が入るようにしたい」と編集部を説得したことで企画が実現した。
玩具店だけでなく、コンビニエンスストアや書店でも発売された。
本作では通常のファミコンカートリッジより縦の幅が2倍ほど長く、「FAMICOM JUMP」「BANDAI」と刻印された独自の形状のカートリッジを採用している。
評価
ゲームムック『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』では「擦り合わせのないカオスすぎる世界観」「パスワードが40字と長く、間違えやすかった」「同じアイテムは1つまでしか所持できないので、回復アイテムを持てる数に限りがあった」と評されている。
100万本以上出荷したものの発売後数週間でワゴンセール行きとなり、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では「大味な内容」・「不気味なゲーム」と両津が回想している(105巻「やったぜ!ゲーム化の巻」)。
発売当時の『週刊少年ジャンプ』でのゲーム情報記事『ファミコン神拳』の堀井雄二を始めとする執筆メンバーが本作の出来に難色を示したところ、記事担当でジャンプ側の責任者であった鳥嶋和彦が、「じゃあ堀井さんがもっと面白いの作ってよ」と啖呵を切ったところ、堀井が快諾したことで、『ファミコンジャンプII 最強の7人』が作られることとなった。
鳥嶋和彦は本作について「ゲームとしてはお粗末であり、売れてしまって申し訳ない気持ちだった」と述懐している。
Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97_%E8%8B%B1%E9%9B%84%E5%88%97%E4%BC%9D
集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』の創刊20周年を記念して発売された、同誌の歴代漫画キャラクターが共演するクロスオーバー作品である。主人公(デフォルト名は"はしもと"で、「橋本名人」からきている)は『ジャンプ』の読者であり、ピッコロ大魔王(『ドラゴンボール』)によって支配されようとしているジャンプワールドをヒーローたちとともに救うことが使命である。
ジャンプワールドは5つのエリアに分かれており、さらに現代の世界と過去の世界とがある。各エリアで仲間になるヒーローたちは活躍できるエリアが決まっており、エリア外へ連れて行くことはできない。また、対戦型格闘ゲーム形式のボスとの戦闘やシューティングゲーム、スポーツゲーム、レースゲームの要素を取り入れたミニゲームがゲーム中の各所に盛り込まれている。ピッコロ大魔王を倒すと、ジャンプヒーロー16人とジャンプ作品の悪役たちがRPGのようなバトル形式で激突する「最終決戦」があり、この決戦を勝ち抜けばエンディングとなる。
本作のプロデューサーである橋本真司(橋本名人)が週刊少年ジャンプ編集部に持ち込んだ企画であり、ジャンプ編集者の鳥嶋和彦が「アニメ化していない作品はゲームにもならず作家の印税収入も増えないため、そういう漫画も入れてゲーム化することによって作家にお金が入るようにしたい」と編集部を説得したことで企画が実現した。
玩具店だけでなく、コンビニエンスストアや書店でも発売された。
本作では通常のファミコンカートリッジより縦の幅が2倍ほど長く、「FAMICOM JUMP」「BANDAI」と刻印された独自の形状のカートリッジを採用している。
評価
ゲームムック『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』では「擦り合わせのないカオスすぎる世界観」「パスワードが40字と長く、間違えやすかった」「同じアイテムは1つまでしか所持できないので、回復アイテムを持てる数に限りがあった」と評されている。
100万本以上出荷したものの発売後数週間でワゴンセール行きとなり、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では「大味な内容」・「不気味なゲーム」と両津が回想している(105巻「やったぜ!ゲーム化の巻」)。
発売当時の『週刊少年ジャンプ』でのゲーム情報記事『ファミコン神拳』の堀井雄二を始めとする執筆メンバーが本作の出来に難色を示したところ、記事担当でジャンプ側の責任者であった鳥嶋和彦が、「じゃあ堀井さんがもっと面白いの作ってよ」と啖呵を切ったところ、堀井が快諾したことで、『ファミコンジャンプII 最強の7人』が作られることとなった。
鳥嶋和彦は本作について「ゲームとしてはお粗末であり、売れてしまって申し訳ない気持ちだった」と述懐している。
Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97_%E8%8B%B1%E9%9B%84%E5%88%97%E4%BC%9D
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