SG-1000II(エスジーセンツー)は、1984年7月にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用テレビゲーム専用機である。 同社のSG-1000のマイナーチェンジ版。本体が薄型化され、「つなげればホームパソコン」の宣伝文句が象徴するように、別売キーボードのSK-1100を接続
6キロバイト (744 語) - 2019年12月12日 (木) 10:18



(出典 www.computinghistory.org.uk)


SG-1000II(エスジーセンツー)は、1984年7月にセガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用テレビゲーム専用機である。

同社のSG-1000のマイナーチェンジ版。本体が薄型化され、「つなげればホームパソコン」の宣伝文句が象徴するように、別売キーボードのSK-1100を接続したときレイアウト的に統一感の出るデザインとカラーになっている。これに合わせる形でSK-1100本体のパッケージ側面に表記されたパソコンシステムの画像がSG-1000IIの画像に変更になっている。

また標準で2個付属となった専用コントローラ、SJ-150は双方とも着脱式となり、コントローラの形状も変更され、レバー(つまみ)を取り外せばパッド状になり、本体側面に設けられたスペースに格納できる点など、ファミコンのコントローラを意識した形状となった。
なお、つまみを付けるとパッドがレバーになる仕様は、当初はコントローラを横持ちの他に、従来の縦持ちでも使えるようにした配慮の結果である。初期に流通したSJ-150は方向キーの反応が鈍いという不具合がある。
末期にはゴム製の楕円形のボタンを樹脂製の丸ボタンに変更したコントローラSJ-151をリリースし、それを同梱した本体も短期間だが流通した。
先代SG-1000にあったカートリッジスロットの強度不足問題や、一部に存在したマイカードソフトの動作不具合、コントローラ端子の5V供給問題は本機で全て解消されている。

SG-1000IIもSG-1000同様、幾つかパッケージや本体外装や基板設計が変更されている。外観的には差はわずかで、底面のゴム足が5個、または6個といった具合の変更、同梱のコントローラがSJ-150かSJ-151である位である。ただし内部は基板設計が幾度か大幅に変更されている。

主な相違点を挙げると、

先代SG-1000と同じパーツ構成のV-RAMに2KiB D-RAMが8つ搭載されているタイプ
V-RAMを8KiB×2に変更しパーツ点数を大幅に減らしたタイプ
VDPとSOUNDを統合したSEGA 315系カスタムチップを搭載したタイプ
が存在している。

なお、セガカスタムチップ搭載機種に限り、要改造ではあるがRGB映像出力が可能である。一部ロットのパッケージや本体購入時に同梱されているチラシには赤いゴムボタンのSJ-150を装備したSG-1000IIが使用されている[4]が、これは撮影用に着色されたタイプで一般には流通していない。

後継機のセガ・マークIII発売後は、当機が「マークII」と呼称される事もあるが正確な名称ではない。

仕様
CPU Z80A(3.58MHz)
RAM 1KiB
V-RAM 16KiB
同時表示色数 : 15色 + 1色
スプライト : 8 × 8ドット
サウンド機能:SN76489(PSGと機能はほぼ等価。ハードウェアによるエンベロープが無い反面、ノイズの出力をトーン出力と独立して制御可能になっている)
ジョイパッド接続端子2個 パッド2個付属
ポーズボタン 本体に設置、ゲーム一時停止 / 再開用
ROMカートリッジスロット1個
拡張用スロット1個 外付けキーボードSK-1100等の接続に使用

Wikipediaより

1 Absolutely ★ :2020/02/01(土) 23:50:14 ID:GOzNTpV39.net


(出典 sega.jp)


やむなく買った『SG-1000 II』 初代『ファミコン』ブーム中、独自の存在感

出会いは「ファミコンの代わりに」と勧められ

「ファミリーコンピュータ」(以下、ファミコン)が家庭用ゲーム機市場で大きなシェアを占めていた1980年代半ば、セガ・エンタープライゼス(現:セガゲームス)も数機種の家庭用ゲーム機を発売し、独特の存在感を放っていました。まだ家庭用ゲーム機の情報を手に入れる手段がほとんどない時代、「ファミコン」の代わりに「SG-1000 II」を買ってもらったライターの早川清一朗さんが、当時の思い出を語ります。

* * *

「SG-1000 II」を買った時、自分と母親は間違いなく疲れていました。ファミコンが、どこに行っても手に入らなかったのです。

 1983年に任天堂が世に送り出した「ファミコン」は、ほどなく人気が爆発し、どこに行っても手に入らないという状況となっていました。どうしても「ファミコン」が欲しくて仕方がなかった当時の筆者は母親にねだりまくり、なんとか買ってもらう約束を取り付けましたが、肝心の物がないのではどうしようもありません。

 どのくらい探し回ったのかはもう忘れてしまいましたが、あるおもちゃ店に行ったとき、店員さんに「ファミコンと似たようなのがありますよ」と勧められたのが「SG-1000 II」でした。当時はインターネットどころかゲームの情報誌すらほとんど存在しておらず、小学生が家庭用ゲーム機やソフトの内容を事前に調べる方法はほとんどありません。ファミコンを探すことに疲れていた筆者は「それならこれでいい」と、「SG-1000II」を買ってもらい帰宅しました。その後、約40年にわたりさまざまなゲーム機を購入し続けた筆者にとって、記念すべき第一号のマシンになるとは、あのときは想像もしませんでした。

 本体と一緒に買ってもらったカセットは『チャンピオンサッカー』だったことを覚えています。どうしてこのカセットを選んだのかは覚えていませんが、何しろ並んでいるカセットのどれもこれも、どんなゲームなのかさっぱり分からないのです。たぶんサッカーという知っている単語が入っているからこれにしたのだと思います。

左手の親指にマメができるまでやりこんだ「SG-1000 II」

自宅に帰ってゲームができるという環境をもたらした存在(画像:写真AC)
「ファミコン」ではありませんが、家庭用ゲーム機を買ってもらえたのは小学生にとっては一大事です。ひたすらに目の前にある『チャンピオンサッカー』をやりまくりました。「SG-1000 II」のコントローラーには別付けのツマミがあり、最初はそれを付けて操作していたのですが、ツマミに親指を押しあてていたためすぐにマメができてしまったのをよく覚えています。ツマミを外しても操作できると気付いてからはすぐに外してしまいました。

全文はこちら
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200201-00010000-magmix-game


【【ゲーム】『SG-1000 II』1984年セガ・エンタープライゼスが「ファミコン」発売の翌年、SG-1000のマイナーチェンジ版として発売した家庭用据置型ゲーム機!】の続きを読む