ソフトベンダーTAKERUソフトベンダー・タケル)は、1986年に日本のブラザー工業の安友雄一が中心となって開発した、世界初のパソコンソフトの自動販売機。媒体はフロッピーディスク。1997年まで稼働していた。 1985年にテスト機15台でスタートし、1986年4月21日に本サービス開始。
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1 朝一から閉店までφ ★ :2022/07/31(日) 21:35:15.11ID:CAP_USER9
2022/07/30 13:21

編集部:松本隆一

 NHKは2022年7月29日,「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」の第3弾を8月9日22:50,NHK総合で放映すると発表した。テーマは,ブラザー工業の「ソフトベンダーTAKERU」だ。

 2021年3月11日に掲載した記事でお伝えしたように,「神田伯山のこれがわが社の黒歴史」は,調子に乗って大コケしたあの商品や,思わぬ落とし穴にハマった巨大プロジェクトなど,よそさまには話しづらい黒歴史(=苦労の歴史)を掘り起こすというコンセプトの番組だ。第1回は,世界で最も売れなかったというゲーム機「ピピンアットマーク」に迫った。

 「ソフトベンダーTAKERU」は,1986年から1997年にかけて稼働した世界初のPCソフト自動販売機で,本体の指示に従ってタイトルを選択し,金額を支払うと,ゲームがフロッピーディスクに書き込まれるというものだった。7月19日には,ブラザー工業の公式サイトに「ソフトベンダーTAKERU」の特設ページがオープンしている(関連記事)。

 「ブラザー工業・早すぎた配信ビジネス」と題された番組では,1985年の通信自由化を背景に,電話回線を通じてゲームを全国に届けるシステムで流通革命を起こそうとした画期的なプロジェクトと,次々と降りかかる予想外の事態などが紹介されるとのこと。
現在では当たり前になったゲームのオンライン配信のパイオニアとも呼べる「ソフトベンダーTAKERU」。ベテランゲーマーの中には,「黒歴史」と断じられたことに抵抗を覚える人もいるかもしれないが,これまであまり扱われることがなかった,興味深いテーマであることは間違いないだろう。

 なお,シリーズ第1弾「バンダイ“世界一売れなかったゲーム機”」の再放送も決定している。詳しくはNHKの番組紹介ページを参照してほしい。

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20220730004/

【【ゲーム】 世界初のPCソフト自動販売機『ソフトベンダーTAKERU』,NHK総合“神田伯山のこれがわが社の黒歴史”第3回に登場。放映は本日8月9日】の続きを読む