ジョイメカファイト』は、任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用のロボット格闘対戦アクション(対戦型格闘ゲーム)。日本では1993年5月21日に発売されたが、特殊な形で韓国でも発売されている。詳細は#開発を参照。 ディレクターは後に『スーパーマリオギャラクシー2』(2010年)、『スーパーマリ
57キロバイト (8,277 語) - 2021年9月21日 (火) 23:40


『ジョイメカファイト』は、任天堂から発売されたファミリーコンピュータ用のロボット格闘対戦アクション(対戦型格闘ゲーム)。日本では1993年5月21日に発売されたが、特殊な形で韓国でも発売されている。詳細は#開発を参照。

ディレクターは後に『スーパーマリオギャラクシー2』(2010年)、『スーパーマリオ3Dランド』(2011年)のディレクションを担当する林田宏一。

2008年3月11日からWiiのバーチャルコンソールにて配信され、2013年9月11日からはニンテンドー3DSの、2014年5月28日からはWii Uのバーチャルコンソールでも配信されている。さらに、2019年1月16日にはNintendo Switch用ゲームソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』でプレイ可能なタイトルに追加された。

ギミック

このゲームの最大の特徴は、キャラクターの表現方法である。ファミリーコンピュータの性能では、新鋭ハードのように『ストリートファイターII』なみの大型のキャラクターをアニメーションさせることは不可能であった。本作では、頭部や胴体、手足といった体のパーツが分離して宙に浮いているロボットという設定によって大型キャラクターを表現している。

それぞれの分離したパーツ(スプライト)を動かし、アニメーションさせるという手法によって、ファミコンでありながら、それまでの対戦型格闘ゲームにはなかった滑らかな動きをキャラクターに与え、他ハードのゲームに見劣りしないものにさせている。また、各パーツが分離しているために、各キャラクターに要する絵数も少なく、合計36体という豊富なキャラクター数を実現させている。
マニュアル(チュートリアル)

本作のもう一つの特徴として、マニュアルというチュートリアル機能の存在が挙げられる。キャラクター選択画面で使用キャラクターを選択した後に「マニュアル」という項目を選択すると、操作練習のための画面に入る。

この画面はソウサモードとデモモードに分かれる。ソウサモードは対戦画面に似ているが、敵キャラクターは攻撃してこず、また体力などの制限も無いため、プレイヤーは自キャラクターの操作の練習に専念できる。また、各技(基本技・必殺技含む)が相手にヒットした場合に与えるダメージのポイントを知ることが出来る(なお、敵キャラをIIコントローラーで操作できる)。デモモードでは必殺技の出し方(コマンド入力)を解説と操作デモ付きで確認できる。両モードとも、画面上部にはコントローラの絵が表示され、入力操作が確認できるようになっている。

現在でこそ(家庭用)対戦型格闘ゲームでの練習モードは当たり前であるが、練習専用のモードがある対戦格闘ゲームは本作が最初である。


開発

発売・開発のクレジットは任天堂であるが、出発点は任天堂ではなく、当時行われた新規人材の発掘企画「任天堂・電通ゲームセミナー」でセミナー受講生が制作した『バトルバトルリーグ』という作品を製品化したものである。他機種への移植や、『大乱闘スマッシュブラザーズ』など他作品へのキャラクター出演などを切望しているファンは少なくなかったが、「権利関係が微妙で難しい」とされていた。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの2作目である『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではアイテムとしてスカポンが登場し、プレイヤーキャラクターが乗り込んで操作できるという案もあったのだが、権利関係の問題で結局廃案となった。

2007年1月、当時プログラマとして参加していた江渡浩一郎の自宅で、著作権譲渡のための押印が押されていない覚書らしき書類が発見された。江渡自身の記憶では、任天堂に譲渡したつもりでおり、まさか「権利がどこにあるのか謎」という事態になっているとは思ってもいなかったのだが、発見した書類を確認したところ「謎」になったのもむべなるかな、という内容であったという。これが契機となり権利関係が整理され、任天堂により商標登録などもおこなわれた(日本国登録商標 登録番号第5088096号)。権利関係が錯綜しているため幻となる過去の作品が多い中、キーパーソンが現役で活躍中だったために復活できた幸運な例であった。

そして2008年、Wiiのバーチャルコンソールにてジョイメカファイトが配信されることとなった。なお、それよりも若干前に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズX』では収集要素の一つ「シール」にてスカポンの公式イラストが登場している。

なお、このような経緯と、既にファミコンが一世代前のハードとなっていた時期のため、日本国内のみの発売であったが、後に2009年3月17日から韓国版Wiiのバーチャルコンソールでも配信されはじめた。ただし、翻訳などは一切されておらず、日本で発売されたものと全く同じ内容になっている。

多くのユーザーや、江渡が自身のブログで願望として述べた本作品の大乱闘スマッシュブラザーズシリーズへの出演は、権利関係が整理された後に発売された第4作が初で、先述した一要素への本作を出典とするビジュアルイラストのみの採用であった。キャラクターの登場は、2018年発売のシリーズ第6作目『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にスカポンが「アシストフィギュア」として参戦したことで果たされ、本作のキャラクターとしては初の3D化、約25年ぶりの新作ゲームへの登場となった。本作で必殺技とした「トンデケー」や「スカポンナゲ」を行う。

スタッフ

ディレクター:林田宏一
キャラクター・デザイナー:原田典幸
グラフィック・デザイナー:原田典幸、柳川絵奈、影山悦子、仲川尚秀
ロボット・アクション・デザイナー:高坂周三
プログラマー:林田宏一、江渡浩一郎
サウンド・デザイナー: 清水英明


Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88

1 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします :2021/10/12(火) 16:35:54.046

サスケが強い


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